【ステップファミリー】子育てがつらい時こそ夫の出番

こんにちは。
7人家族でステップファミリー、シェアハウスを運営中。
どこんじょう村を作りたい! どこんじょう母さん(@soratobunezumin)です。


プライベートや仕事などで人と会うと「子供がいるように見えない!」とよく言われます。更に、子どもが4人いるんですというと「すごいね!大変でしょう?」と驚きの声が上がります。

目次

子育てが孤育てに変わる辛さ

我が家はステップファミリーですが、だからこそ夫と二人で子育てに関わることを意識しています。

妊娠し、ある日オギャーと生まれてから、子供は周りの大人の(ほとんど対象は家族ですが)の時間を使って成長します。それは他の動物と違って、1人である程度動けるまでに最低一年はかかるからです。

哺乳類というくくりで見ると、これほど成熟期までの時間がかかる動物はいません。

赤ちゃん

自分を育ててもらうために、毎日細胞を活発にさせて赤ちゃんは外の世界にアピールします。

  • 「おなかすいた!」
  • 「おしりがきもちわるい!」
  • 「だっこ!」

最初はただの泣き声から、喃語を覚えてコミュニケーションを取り始めます。そして、寝ているだけの新生児から首が座り寝返りを覚え、はいはい、おすわり、つかまり立ち、独り歩きと体もどんどん成長する。

ここまで書いて分かるように、子育ての期間において1人になることはありません。
常に子供は自分の方に向いています。

それなのになぜ、「孤育て」と感じてしまうのでしょう?

正解がないという不安

子供は一人ひとり、成長の度合いが全く違います。同じ親から生まれたのにもかかわらず、かなりの個体差がある。

沢山の成長段階を経て、段々人間らしくなっていきますが生命を預かっているという責任感が常について回ります。子供のしたことは親のしたこと、という暗黙の責任です。

責任

勉強には必ず答えがある。でも、子育てにおいては環境や生まれるタイミング、世間の風潮によっても変わってきます。そうなると、平均的にみて該当する人の多い方が正しいだろうという無意識の「集団意識」が生まれます。

「一般的に正しくない事をした。それは親の育て方が間違ったからだ」

その責任を負うことで親の自覚が芽生えることもありますが、その責任のほどんどが母親に向けられることが多いのはなぜでしょうか?


子どもが何人いてもいても同じ。
何度出産して子育てをしても、一人ひとり違う個性をどうやって生かしてあげられるのかは答えがありません。

それなのに、多産というだけで「子育て上手」とか「もう慣れてるから」と軽く見られる。どんな環境であっても、子育ての悩みはつきないのです。

マルチに動ける女性と直線型の男性

男性と女性は体の作りだけでなく、行動や思考も違います。男性は複雑に考えることが不得意で、仕事なら仕事!と集中して何かに取り組むことが得意です。
それに対し、女性は頭であれこれ考えながら、目の前のことをこなしていくという複雑な事ができます。

家事

家での仕事には終りがありません。限られた時間の中で、どう効率的に動くかを女性は常に考えています。
家事や育児など常に色んなパターンが網羅されている日常生活をやりくりするのは、父親よりも先に気がつく母親に集中してしまうんですね。

子育ての中で突発的に起こってくることに、その時の判断で乗り越えていく。
それが良かったのか?間違っていたのか?もっといい選択肢があったのではないか?

そんな不安が常につきまとっているのです。

子どもの寝顔に謝る毎日

生まれてくるまでは、ただただ無事に生まれてくれればいい。それを願っていたはずなのに、いざ出産を終えて子育てに入ると目の前のことで精一杯になってしまう・・・

  • ちゃんとご挨拶できる子供に育てなきゃ。
  • 服はきちんと着なきゃ。
  • 朝は○時に起きて夜は○時に寝なきゃ。

「ねばならない」に捕らわれて、目の前の子供の存在をつらく思うこともあります。

二人

こんなに怒るつもりじゃなかったのに・・・と、子供の寝顔を見て後悔の涙をながすことだってあるのです。それなのに、次の日の朝にはまた気づくと怒っている。

独りにならない子育てを

昨日には戻れない。やり直しが出来ないからこそ、目の前に一生懸命になる。

たったの1時間、眠れることが奇跡に感じるようなそんな日々の中にいることを、夫に知ってほしい。妻だって、前の生活で経験したって子育ては一人ひとり新しいことの連続なんです。

だから、パパになったら積極的に一緒に子育てをして欲しい。命を預かる責任感でピリピリ張り詰めているママに「ありがとう」と一言言葉をかけてほしいと思います。
経験者だからとか、初めてだからとかそんなことはどうでも良くて「妻を大事にしたい」という気持ちが嬉しいんです。
家事が苦手だったら子どもの遊び相手でもいいんです。一緒に子育てしているという安心感でストレスも軽減し、安心感が生まれます。

ママが安心感を覚えると間接的に子どもにも伝わるんですよね。

そして、子連れで再婚というステップファミリーの形を選択した妻の方も、怖がらずに「不安」や「弱さ」を夫に伝えたり相談したり、頼ることを覚えましょう。

頑張りすぎて余裕がなく、つらいの連続で休みたいと思っても力の抜き方がわからない。
私もかつて、そんなふうにガチガチに頑張るママさんでした。今、こうして力が抜けるのは今の夫に頼ることを覚えたからです。

一度結婚生活がうまくいかなかったとか、失敗したからとか、負い目を感じる必要はありません。
その時できる精一杯をやりきったのですから。

子育てを孤育てにしない、家族を続けられるコツはお互いに「思いやり」をもって「側にいること」なんじゃないかなと思います。

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この記事を書いた人

茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化。デジタル支援やITコンサルティングを通じ、個人事業主や小規模事業者を支援。肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」を運営、保護猫活動や居住支援法人として地域社会に貢献します。ジョブコーチ/両立支援コーディネーター

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