こんにちは。
7人家族の母さんやってます。いただきものや畑で育った野菜と、どこんじょうで編み出したレシピで、毎日ごはんを作ってます。
食べることは、生きること。
どこんじょう母さん(@soratobunezumin)です。
「今日、もうごはん作りたくないな」
そんな日、ありますよね?(そんな日ばっかり!
7人分(+シェアハウスの人たち)の献立を考えて、材料切って、味を決めて…

正直、めっちゃしんどい。誰か作ってほしい・・・
でも、味どうらくがあると、「味付けはこれで決めちゃえ!」って思えるんです。
味どうらくは、東北・茨城で愛される「甘じょっぱい万能つゆ」。煮物や炒め物、炊き込みごはんまで、1本で味が決まると評判です。
味どうらくとの出会い:救世主は地元秋田にいた
私が秋田出身ということもありますが、我が家には醤油はありません。
気づいたらいつも側にあった「味どうらく」。
調理酒、みりん、ときて、この味どうらくの里。
後はせいぜい微調整に使う砂糖、塩、酢くらい。
煮物、炒め物、丼物、汁物——
なんでも「それなり以上」に仕上がる(笑)
今ではうちの台所に、味どうらくがない日なんてありません。
茨城ではスーパーに置いてないので、常備派の私はよくAmazonでまとめ買いしています。
味どうらくの里の魅力
なんといってもその使いやすさが魅力の味どうらく。
- ① 味付けに悩まなくていい
-
秋田県民のソウル調味料「味どうらくの里」は、本醸造醤油にカツオだしを加えた万能調味料。
最初からだしが効いています。 - ②子どもたちが喜ぶ甘じょっぱい味
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甘みとうま味のバランスが絶妙でごはんが進む!煮物も完食!
- ③ 節約レシピに大活躍
-
少ない食材でも、ちゃんと「ごちそう」になる!
7人家族がよく使う!味どうらくレシピTOP3
味どうらくの里は、その万能な使い方から様々な料理に活用することができます。
うちではもっぱら和食なので、醤油代わりに寿司や目玉焼きに使うのはもちろん。基本は万能つゆなので、希釈して天ぷらや素麺のつゆとしても使えます。
鶏肉のてりやき
先にも書いたように、どうらくの里は、お醤油の代わりとしても使うことができます。
ご飯やおかずに直接かけたり、焼き飯や炒め物に使うことで、より一層美味しさを引き立てることができます。
豚やてりやきチキンにしてもよし。


かけうどん・炊き込みごはん
味どうらくは、元々「うどんそばのつゆ」から始まっただけあって、麺類との組み合わせはバッチリです。
卵かけご飯、肉じゃがや大根の煮物、生姜焼きなど、日本食であれば合わない料理はない!というくらい。
いずれも、醤油の出番を味どうらくに変えるだけです。
忙しい日の「とりあえず1品」救世主!


切り干し大根の煮物
味どうらくの里は、通常の醤油や麺つゆと比べて濃縮されているため、使い方も様々。
少量を使っても味がしっかりと広がるので、調味料としての使用だけでなく、料理の風味を引き立たせたり、たまご焼きや餃子の具に混ぜることで、より一層おいしさを追求できます。
もちろん、煮物も大得意!だしすらいりません。


商品の提供元
ここでちょっと味どうらくの里についての豆知識。
万能つゆ「味どうらくの里」は、秋田県大仙市の神宮寺にある東北醤油が製造しています。
東北醤油は大正9年創業。
昭和54年に発売以来、秋田県や山形県を中心に全国に広がり、秘密のケンミンSHOWなどでも紹介されました。
▼でっかいボトルが頼もしい


味どうらくの里の原材料
原材料はというと、公式HPによると
しょうゆ(本醸造)(小麦を含む)、風味原料(かつおぶしエキス、かつおぶし)砂糖、食塩、米発酵調味料、たん白加水分解物、酵母エキス、ソルビトール、調味料(アミノ酸等)、アルコール、カラメル色素、酸味料、ビタミンB1
引用元:東北醤油株式会社
となっています。
味どうらくの歴史
しょうゆ(本醸造)とありますが、当時の東北では本醸造の醤油がなかなか手に入らず、香りが高いが値段が高いということで商品開発にかなり苦労したそうです。
醤油には、アミノ酸などを調合して造る新式醸造と、時間をかけじっくりと熟成をさせてうま味を引き出して造る本醸造醤油があります。本醸造醤油は香りが良いのですが、新式醸造の醤油に比べると値段が高くなってしまいます。東北醤油はもちろん、当時秋田県内のお醤油屋さんでは本醸造醤油を造っている会社はなく、『つゆ』の原料となる醤油を新式醸造から本醸造に変更しようにも手に入れる事が出来ませんでした。そこで、県外の会社さんをご紹介頂き、原料を本醸造醤油に替え『つゆ』を一から作り直すことにしました。
引用元:東北醤油株式会社
これを調べていて初めて知ったのですが、味どうらくの里を開発した社長さんって佐竹さんなんですね(笑
ちなみに、この味どうらくの里って「キッコーマン」ならぬ「キッコーヒメ」です。
東北では当たり前なんですけど、他県に行くとなにそれって言われます(笑


この味どうらくの里は山形県の庄内からじわじわ売れ始めた頃、愛媛県のお客様から「郷土料理の鯛そうめんに良く合う」と電話をもらったことで県外にも広がっていったそうです。
最初、この味どうらくの里は「うどんそばのつゆ」として販売していましたがなかなか売れず苦労したのだとか。
しかし、一日に売れた本数は3本。そんな姿を見て、よほど心配して家でも話題にしてくれていたのでしょう。
「内のお袋がなぁ。煮物に使って美味しいと言うんだよ。玉子納豆にも合うんだよ。お袋が好きでなぁ」と言うと段ボールに『万能つゆ』とマジックで書いてくれたのです。それから、うどんそばつゆとして販売していた『味どうらくの里』は『万能つゆ 味どうらくの里』として販売を始めました。
引用元:東北醤油株式会社
あまりに売れずいよいよ倒産か・・・という危機もあった東北醤油株式会社は「味どうらくの里」が誕生してから4年が経過した昭和58年に売上げが一億円を突破。
それからは秋田のソウルフードといわれるほど有名な調味料になりました。
味どうらくの里はどこで買えるの?
そんな味どうらくですが、残念ながら秋田県山形県以外で購入するには通販を利用するしかありません。
▼秋田県内のスーパーで買うより配送料がプラスされてしまうのがネックです・・・
ちょっとお試しで使ってみたい、という方は小さいボトルもあるのでこちらから始めるのもいいかもしれないですね。
まとめ:味どうらくは、“どこんじょう母さんの調味料”
毎日きっちり作れなくても、いい。
味がうすかった日、ちょっと焦がしちゃった日、それでも「おいしい」って言ってもらえるように——
味どうらくは、台所に立ち続けるどこんじょうの味方です。