こんにちは。
7人家族でステップファミリー、シェアハウスを運営中。
どこんじょう村を作りたい! どこんじょう母さん(@soratobunezumin)です。
我が家の食費を支えているのはこれと言っても過言ではない。
あれこれ調味料を買わなくても、これ一品あれば煮込み料理から炒め料理までお茶の子さいさい!(死語)
料理が苦手でも、あれこれ調味料を使わなくても簡単調理できる優れもの。
それが「味どうらくの里」!
味どうらくの里の特徴
秋田県民のソウル調味料「味どうらくの里」は、本醸造醤油にカツオだしを加えた万能調味料です。
この調味料の特徴は、甘みとうま味のバランスが絶妙であること。
醤油本来の香りとコクに加えて、カツオだしの風味がふんわりと香ります。
また、麺つゆと比較しても味どうらくの里は甘さがあり、さらにコクのある味わいとなっています。
私が秋田出身ということもありますが、我が家には醤油はありません。
調理酒、みりん、ときて、この味どうらくの里。
後はせいぜい微調整に使う砂糖、塩、酢くらい。
関東の方で万能つゆといえば、創味のつゆが有名でしょうか?
▼創味のつゆは年配の方に人気なイメージ
私も茨城に来て創味のつゆで作る機会があったんですが、なんていうかですね・・・
しょっぱかった・・・!
薄めればいいじゃんという話なんですが、味どうらくの里は基本5倍希釈でも味がしっかりしていて甘み、旨味のバランスが丁度いい。
煮物をするにしても、砂糖がいらないんですよ。ホントにこの味どうらくの里だけでいいの。というか、他に何もいらない。
味どうらくの里の使用方法
味どうらくの里は、その万能な使い方から様々な料理に活用することができます。
うちではもっぱら和食なので、醤油代わりに寿司や目玉焼きに使うのはもちろん。基本は万能つゆなので、希釈して天ぷらや素麺のつゆとしても使えます。
うどんやそばへの利用
うどんそばのつゆから始まっただけあって、味どうらくの里は麺類との組み合わせはバッチリです。
一番ポピュラーな使い方として、うどんやそばのつゆとして利用する方法があります。
また、煮物や炒め物に加えることで、深みのある味付けができます。
お醤油代わりの使用
先にも書いたように、どうらくの里は、お醤油の代わりとしても使うことができます。
ご飯やおかずに直接かけたり、焼き飯や炒め物に使うことで、より一層美味しさを引き立てることができます。
豚やてりやきチキンにしてもよし。
卵かけご飯、肉じゃがや大根の煮物、生姜焼きなど、日本食であれば合わない料理はない!というくらい。
いずれも、醤油の出番を味どうらくに変えるだけです。
濃縮5倍だから使い方も色々
味どうらくの里は、通常の醤油や麺つゆと比べて濃縮されているため、使い方も様々です
少量を使っても味がしっかりと広がるので、調味料としての使用だけでなく、料理の風味を引き立たせたり、たまご焼きや餃子の具に混ぜることで、より一層おいしさを追求できます。
その万能さと秋田のかあさんたちの信頼を受け、味どうらくの里の評価はますます高まっています。
商品の提供元
万能つゆ「味どうらくの里」は、秋田県大仙市の神宮寺にある東北醤油が製造しています。
東北醤油は大正9年創業。
昭和54年に発売以来、秋田県や山形県を中心に全国に広がり、秘密のケンミンSHOWなどでも紹介されました。
▼でっかいボトルが頼もしい
味どうらくの里の原材料
原材料はというと、公式HPによると
しょうゆ(本醸造)(小麦を含む)、風味原料(かつおぶしエキス、かつおぶし)砂糖、食塩、米発酵調味料、たん白加水分解物、酵母エキス、ソルビトール、調味料(アミノ酸等)、アルコール、カラメル色素、酸味料、ビタミンB1
引用元:東北醤油株式会社
となっています。
味どうらくの歴史
しょうゆ(本醸造)とありますが、当時の東北では本醸造の醤油がなかなか手に入らず、香りが高いが値段が高いということで商品開発にかなり苦労したそうです。
醤油には、アミノ酸などを調合して造る新式醸造と、時間をかけじっくりと熟成をさせてうま味を引き出して造る本醸造醤油があります。本醸造醤油は香りが良いのですが、新式醸造の醤油に比べると値段が高くなってしまいます。東北醤油はもちろん、当時秋田県内のお醤油屋さんでは本醸造醤油を造っている会社はなく、『つゆ』の原料となる醤油を新式醸造から本醸造に変更しようにも手に入れる事が出来ませんでした。そこで、県外の会社さんをご紹介頂き、原料を本醸造醤油に替え『つゆ』を一から作り直すことにしました。
引用元:東北醤油株式会社
これを調べていて初めて知ったのですが、味どうらくの里を開発した社長さんって佐竹さんなんですね(笑
ちなみに、この味どうらくの里って「キッコーマン」ならぬ「キッコーヒメ」です。
東北では当たり前なんですけど、他県に行くとなにそれって言われます(笑
この味どうらくの里は山形県の庄内からじわじわ売れ始めた頃、愛媛県のお客様から「郷土料理の鯛そうめんに良く合う」と電話をもらったことで県外にも広がっていったそうです。
最初、この味どうらくの里は「うどんそばのつゆ」として販売していましたがなかなか売れず苦労したのだとか。
しかし、一日に売れた本数は3本。そんな姿を見て、よほど心配して家でも話題にしてくれていたのでしょう。
「内のお袋がなぁ。煮物に使って美味しいと言うんだよ。玉子納豆にも合うんだよ。お袋が好きでなぁ」と言うと段ボールに『万能つゆ』とマジックで書いてくれたのです。それから、うどんそばつゆとして販売していた『味どうらくの里』は『万能つゆ 味どうらくの里』として販売を始めました。
引用元:東北醤油株式会社
あまりに売れずいよいよ倒産か・・・という危機もあった東北醤油株式会社は「味どうらくの里」が誕生してから4年が経過した昭和58年に売上げが一億円を突破。
それからは秋田のソウルフードといわれるほど有名な調味料になりました。
味どうらくの里はどこで買えるの?
そんな味どうらくですが、残念ながら秋田県山形県以外で購入するには通販を利用するしかありません。
▼秋田県内のスーパーで買うより配送料がプラスされてしまうのがネックです・・・
ちょっとお試しで使ってみたい、という方は小さいボトルもあるのでこちらから始めるのもいいかもしれないですね。
味どうらくの里の評価
地元秋田では味どうらくの里は非常に知名度が高い調味料であり、知らない人はいないほどの人気を誇っています。
最近では全国規模でも味どうらくの里への評価が高まってきています。
秋田の魅力を知るきっかけとなり、観光客や他県の方々にも広く愛される調味料となっています。
また、麺つゆ以外の料理にも応用可能な万能調味料として、味どうらくの里は多くの料理愛好家からも高い評価を受けています。
味どうらくの里を使ったレシピは豊富で、特に肉じゃがや茶碗蒸しなど和風の料理にはぴったりです!
まとめ
秋田県民のソウル調味料「味どうらくの里」は、本醸造醤油にカツオだしを加えた万能調味料で、甘みとうま味のバランスが特徴です。
麺つゆと比べても評価が高く、地元秋田では知らない人はいないほどの知名度を誇ります
この味どうらくの里はうどんやそばへの利用はもちろん、お醤油代わりの使用や濃縮5倍だから使い方も色々と幅広く利用することができます。
商品は東北醤油株式会社が提供しており、秋田県大仙市に本社・製造工場があります。
秋田県内のスーパーやインターネット通販でも購入することができます。
レシピも豊富で、特に肉じゃがや茶碗蒸しなど和風の料理にはぴったりです。
味どうらくの里は秋田県民にとっては一本必需品であり、家庭料理においては欠かせない存在です。
味や使い方を工夫することでいつもの料理がワンランク上の味わいになります。ぜひ一度お試しください。