7人家族の持ち家のメリットとデメリット

こんにちは。
7人家族でステップファミリー、シェアハウスを運営中。
どこんじょう村を作りたい! どこんじょう母さん(@soratobunezumin)です。


子どもが多い我が家ですが、アパート、マンション、持ち家(一戸建て)の暮らしを経験してきました。
現在は夫婦と子供5人で持ち家に暮らしています。

家族全員がストレスなく、自分のペースで生活できて、なおかつコミュニケーションが取りやすい環境を求めていました。
2020年、賃貸アパートの契約更新等と新型ウイルスの流行のタイミングで、リフォーム済の中古物件を購入。

今は一部をシェアハウスにするなどして快適に暮らしています。

今回は、今までの経験を踏まえて7人家族の場合の賃貸と持ち家の比較、そしてメリット・デメリットについて考えていきたいと思います。

目次

メリット

持ち家のメリットには以下のような点が挙げられます。

生活スペース

7人家族のような大所帯の場合、賃貸住宅ではどうしてもスペースの確保が難しくなります。

狭い部屋に子供5人・・・となると、ストレスも溜まりやすくいらいらしたり喧嘩が起きやすかったり、隣近所に声が響かないように配慮して相当気を使って生活せざるを得ません。

また、子ども一人ひとりに部屋をもたせることも難しく、勉強机も一人1台となるとかなり幅を取ります。


でも、一軒家では周囲とある程度距離があったり、庭があったりと敷地が広いことで生活スペースが広がるというメリットがあります。

ハーブを育てたり野菜を育てたり、緑を楽しむことで気持ちもゆったり落ち着いてきますし、ウットデッキを設置して縁側でゆったり仲良くお茶を飲む・・・
なんて、老夫婦のようなこともできちゃいます。子育てでドタバタしているからこそ、息抜きできる時間って貴重ですよね。

庭

また、子ども部屋に関しても部屋数によっては一人1部屋も夢じゃありません。
年頃になってくると自室に籠もりたい子も多いですが、そういった希望も叶えられます。

ローン返済終了後の経済的負担

持ち家の場合、ローン返済が終わると月々の支出は減るため、経済的な負担が軽減されます。
特に子育て世代の場合、早めにローン返済が終われば将来への備えに余裕を持てるメリットがあります。

賃貸物件の場合、住み続ける以上毎月家賃が発生します。
20年以上住むことを考えると、同じ額でローン返済が可能であれば長い目で見たときに持ち家のほうが負担が少ない場合もあります。

子どもの成長とともに自由な改築やリフォームが可能

2023年現在、家族に加えてシェアハウスの住民が3人住んでいます。

持ち家では、子供の成長に合わせた改装やリフォームも可能ですが、シェアハウスとして一部を貸し出したり、空きスペースの活用も自由に変えられます。

趣味やライフスタイル似合わせて間取りを変えられるのは持ち家のメリットと言えるでしょう。

デメリット

持ち家には以下のようなデメリットがあります。

初期費用とローン返済

最大のデメリットはやっぱりお金でしょう。
土地付きとなるとやはり一千万を超えてきます。

土地や建物の購入費用だけでなく、手数料や登記費用もかかります。また、ローンを組む場合は長期にわたる返済による利息も計算しないといけません。

メンテナンスや修理の負担

持ち家を所有すると、経年劣化によるメンテナンスが必要となります。

屋根や瓦の手入れ、外壁の塗替え、給排水管の修理など、予期せぬ出費が発生することもあります。
住まいの人数が多いほど劣化が早いので、それに伴う時間や手間も考慮しなければなりません。

物件の売却や引越しの自由度

賃貸と違って持ち家は簡単には退去ができません。
売却や引っ越しの自由度が制限されることもあります。

家族の状況やライフスタイルに変化があった場合、急な転居や売却が難しいことがあります。
不動産市況や地域の需要にも左右されるため、柔軟な移動や財産の活用が難しい場合もあります。

近隣トラブルが起こった場合にも逃げようがありません。そういった時に近所に相談できる人がいるのかどうかも大事です。

ケーススタディ

5人家族から6人、7人と家族が増えるとともに、賃貸から持ち家に変更した我が家の経験談についてご紹介します。

7人家族の持ち家取得経験談

我が家が最初に住んだのはマンションタイプでした。

  • ペット可賃貸
  • 2DK
  • 3階建ての3階
  • 鉄筋コンクリート
  • 車1台無料
  • 家賃4万
  • 同室で仕事(それぞれ個人事業)

2DKで、6畳と7畳に小さなキッチンがついたようなところでした。
ここで娘が生まれて、6人家族になりました。

この時はまだお店(仕事場)がなく、子どもが小さかったのもあって1室で夫婦で机を囲んで仕事をしていました。
その脇で、子どもたちがゲームをやったり、ぎゅうぎゅう詰め込まれて生活をしていました。

間取り自体は使いやすかったんですが、水回りが古くて、それがネックでした。
トイレはまぁまぁ良かったけど、お風呂が!狭かったー(T_T)

狭い、古い、汚いの三拍子(失礼)

風呂

しかも方角的に北に水回りが集中していたのでカビがひどかった!

こればっかりは集合住宅なので変えようがなく、窓を空けたくてもDIYするわけにもいかないのでお手上げでした。
更に子供の騒音問題もあって、退去を検討・・・

騒音問題があって退去したマンションの次に映ったのは、6階建てのアパートでした。

  • ペット可賃貸
  • 3DK
  • 6階建ての1階
  • 鉄筋コンクリート
  • 車1台無料
  • 家賃4万5千円
  • 夫は個室(仕事部屋) 妻は店舗を借りて仕事
まんしょん

前のマンションは3階建ての3階でしたが、ここのアパートは6階建ての1階。
デメリットだった騒音問題は、ここでは起こりませんでした。

もし何も起こらなかったら、ずっとここに住んでいたかもしれませんね。
敷いて言えば、築年数が33年とそこそこ古いので外観は新しくても虫問題があったということですかね・・・

あと、ここはトイレとお風呂に窓がなくてやっぱり水回りには悩まされました。

そして狭い・・・

トイレ

ここは左右に水回りが分かれていたので前のアパートと違ってカビ問題はなかったのですが、トイレに窓がなく換気が悪かったんですよね。なんとなく空気が淀んでました。

また、玄関入ってすぐリビング兼キッチンだったので宅配業者さんが来ると丸見え・・・
風水的にはこの作り、あんまり良くないんですよね。

とはいえ、古めの集合住宅はこういった作りが多いので仕方ない。

レジデンス

しかし、ここにきて使える部屋が3部屋になったので夫の仕事室ができました!

やはり、どんなに狭くても3部屋ないと個室あるいは仕事部屋は作れないですね・・・

相変わらず、私の部屋はなく子供部屋と共同。
前のマンションから2年経過し、子どもたちも物理的に大きくなり、夫が個室にいるとはいえやっぱり狭い!

賃貸から持ち家へ変更した

その後、店舗建住宅にしたい!(家と店舗と家賃を二箇所払うのはきつい)と思い立って探した物件が、今の住まいです。

引っ越したタイミングで新型ウイルスが流行り、自粛の日々でしたが、持ち家になったことで自宅での自粛もほとんどストレスなく乗り切ることができました。

  • 9LDK
  • 築年数25年
  • リフォーム済み
  • 敷地内に小さな庭つき
  • 駐車場3台可能
  • 1階のほとんどを店舗として使用、2階の一部をシェアハウスとして使用
戸建て

もともと、二世帯住宅として使っていたらしくとにかく広い。約85坪。
小学校や中学校も徒歩圏内で、保育園や病院、スーパーなどの商業施設へのアクセス良好!

いい事づくし。

ここに来て初めて、子どもたち(小学生)は自分の部屋を手に入れました。

子供部屋

また、子供部屋ができたことで初めて寝室が子どもと別になりました。
小学生2人は自分の部屋で就寝。

一階の間取りについても、もともと平屋から建て増しした物件のようで導線についても全く問題ありませんでした。
前のアパートやマンションのように、風通しが悪いとかカビが生えやすいとかもなく、なんなら風が通り過ぎて扉を開けっ放しにすると勝手に風が閉めてくれるほど(笑

持ち家と賃貸の比較

家族7人で、一生賃貸暮らしか家を買うか悩んでいる方がいたら「持ち家一択!」と言いたいです。

賃貸のメリットとデメリット

初期費用が比較的安く、柔軟に住み替えが可能なのは賃貸のメリットと言えます。
家族構成やライフスタイルに変化があった場合でも、比較的簡単に新しい住まいへ移ることができるからです。

また、メンテナンスや修繕などの負担も賃貸業者に任せることができ、買い手になる必要がないため、様々な物件の中から自分にぴったりの場所を見つけることができます。

色んなところに住んでみたいという方や、転勤が多い家庭は賃貸のほうが住みやすいかもしれません。

一方、賃貸のデメリットとしては、将来的には家を所有していないため、資産としての価値を残すことができません。
また、家賃は毎月の出費となるため、長期的な負担となる可能性があります。

ライフプランにおける選択肢

賃貸と持ち家の選択は、家族のライフプランに合わせて考えることが重要です。

どういった仕事をしてどういった生活をしたいのか。
将来の展望に応じて選択しましょう。

総括

7人家族の持ち家のメリットとデメリットについて紹介しました。

家族の大きさや生活スタイルによって、持ち家の方がメリットがある場合もあれば、賃貸の方が適している場合もあります。

持ち家のメリットとしては、生活スペースが広くなり、子どもの成長に合わせて自由に改築やリフォームができる点があります。
また、ローンの返済が終了すれば経済的な負担も軽くなります。

一方、初期費用やローンの返済、メンテナンスやリペアの負担もデメリットとして考えられます。物件の売却や引越しも自由度が制限されることもあります。

ケーススタディでは、我が家の7人家族の持ち家取得経験談や、賃貸から持ち家へ変更した経験談を紹介しました。

子どもが小学校に上がるまでは賃貸のアパートに住み、小学校や中学校のリサーチをしてからその付近で一戸建て物件あるいは新築を建てるというのが一番失敗がないかなぁ。


また、持ち家と賃貸の比較では、賃貸のメリットとデメリットや、ライフプランにおける選択肢についても触れました。
家族の将来のライフスタイルや経済状況を考慮して、適切な選択をすることが重要です。

うちはまだ兄妹同士中がいいから良いですが、ステップファミリーなどでスムーズに家族になれないケースで家に逃げ場がないっていうのは子どもにとって地獄でしかないですよね。

住宅の風通しは、そのまま家族の風通しに直結します。家族が快適に暮らすために、この記事が参考になれば幸いです・ω・

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この記事を書いた人

茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化。デジタル支援やITコンサルティングを通じ、個人事業主や小規模事業者を支援。肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」を運営、保護猫活動や居住支援法人として地域社会に貢献します。ジョブコーチ/両立支援コーディネーター

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