こんにちは。
7人家族でステップファミリー、シェアハウスを運営中。
どこんじょう村を作りたい! どこんじょう母さん(@soratobunezumin)です。
我が家に初めてやってきたお掃除ロボット「Anker Eufy RoboVac 11S」についてレビューしていきます。
- おすすめポイント
①段差も乗り越えるパワー ②厚み7.2センチで隙間に潜ってくれる
- 残念ポイント
①モードが豊富だが使わない ②落下する ③自動でドックに戻らない
『Anker Eufy RoboVac 11S』を選んだ理由
「Empowering Smarter Lives」をスローガンに、モバイルライフ・パートナーブランド「Anker」オーディオブランド「Soundcore」スマートホームブランド「Eufy」を日本で展開するハードウェアメーカー、Ankerグループ。
コンパクトで薄い「Eufy RoboVac 11」の利便性はそのままに、吸引力と静音性を強化(前モデルより吸引力が約30%向上)したアップグレードモデルが『Anker Eufy RoboVac 11S』になります。シリーズ史上最薄(高さ7.2センチ)の薄型設計でありながら独自のBoostIQテクノロジーにより、最大1300Paの吸引力をもって床やカーペットなどに付着したあらゆるゴミやホコリを吸引することが出来ます。
3層構造の高機能フィルターを使用しており、0.6Lの大容量ダスト容器を搭載。連続稼働は100分。なおかつ、一般的な電子レンジの動作時と同程度の静音性(55dB)も実現。
『Anker Eufy RoboVac 11S』2600mAhの大容量バッテリーと0.6Lの大容量ダスト容器を備えているロボット掃除機なのです。
機能性に加えてデザイン性にも配慮し、傷が付きにくい強化ガラスカバーを本体上面に採用。集めたゴミが目立たないようダスト容器には半透明加工を施し、美しい外観と高い強度が実現可能となりました。
こちらは、2019年のクリスマスプレゼントに夫がプレゼントしてくれたのですが、当時Amazonで9,980円だったのが、2020年現在には17,800円と少し値上がりしています。
とはいえ、20,000円以下で購入でき、Amazonでも『Anker Eufy RoboVac 11S』のレビューは高いので初めてのロボット掃除機としては丁度よい機種です。
以下、詳細スペック商品情報を記載します。
入力 | 19V=0.6A | 消費電力 | 25W |
バッテリータイプ | DC 14.4V / Li-ion 2600 mAh | ダスト容器の容量 | 0.6L |
掃除時間 | 最大100分 | 充電時間 | 約300 – 360分 |
サイズ | 約 32.5 × 32.5 × 7.2 cm | 重さ | 約2.65 kg |
パッケージ内容:Eufy RoboVac 11S、専用リモコン(単4電池を2本同梱)、充電ステーション、ACアダプター、清掃ツール、交換用高性能フィルター、 サイドブラシ(x4)、ケーブル留め(x5)、取扱説明書
※高性能フィルター、サイドブラシ、回転ブラシ、ブラシガードは交換可能
段差も乗り越えるパワー
ロボット掃除機はカーペットなどの段差を乗り越えられないというイメージがありますが、この『Anker Eufy RoboVac 11S』は5センチ程度であれば問題なく登っていきます。
ただし、10センチ以上のものだと壁だと認識するようで登ることなく壁伝いに掃除をしていきます。
また、ストーブなどの縁のように薄い出っ張りの場合は何度も挑戦していくのですが、途中で引っかかってしまい、エラー音を鳴らして止まってしまいます。
他に、ソファーカバーや座布団などについているフリンジのようなもの、あるいはワイヤープランツのような紐状の植物は絡め取ってしまい、これもやはりエラー音を鳴らして止まってしまいます。同様に、コードやイヤフォンなどの細いコードなども絡め取ります。
通常は異物が入ったら安全停止ですぐ止まりますが『Anker Eufy RoboVac 11S』はパワーがあるため、小さな異物が入っても変わらず掃除をするので絡まったものを解く手間がありますね。
必然的に床には何も置かないようになるのでロボット掃除機の副産物として「床に物を置かなくなる」ようになります。
厚み7.2センチで隙間に潜って掃除ができる
日本の住宅で多い隙間は10センチ以下のことが多いのですが、ロボット掃除機の機体は意外にも大きくルンバなどは9.2センチあり、僅かな隙間には入れません。低価格のロボット掃除機の中ではエコバックスの5.7センチという機種が最薄となっています。
その点『Anker Eufy RoboVac 11S』は厚みが7.2センチと中間ぐらいに位置します。
日本家屋は僅かな隙間が多く、ロボット掃除機では入りきれない箇所が多いのですが、この『Anker Eufy RoboVac 11S』で入れなかったところは今までありませんでした。
『Anker Eufy RoboVac 11S』はワンタッチで引き出せる0.6Lの大容量ダスト容器が搭載されていて、猫の毛や埃などもきちんと掃除してくれます。
『Anker Eufy RoboVac 11S』の不具合や困ったことは?
安いロボット掃除機の中では非常にコスパが良い製品ですが、そんな『Anker Eufy RoboVac 11S』でも困った点がいくつかあります。
モードが豊富だが使わない
『Anker Eufy RoboVac 11S』にはいくつかモードがあります。
- 自動モード
- スポットモード
- エッジモード
- シングルルームモード
- マニュアルモード
付属のリモコンから切り替えが可能で、それぞれ得意なパターンで掃除をしてくれるモードなのですが、基本自動モードで間に合います。
また、タイマー機能がついていて時間設定と掃除予約が可能でこちらも付属している専用リモコンから変更できるのですが、同様に動かしておりません。
というのも、タイマー機能を使ったこともあるのですが「時間通りに起動しない」ということが頻発したためです。15時半にセットしたら16時に起動したり、夜中の3時に起動したり時間通りに動かないことがほとんどでした。
よって、リモコンは最初の数日のみしか使っていません。
センサーがあるのに落下する
先に「段差も乗り越えるパワー」があると書きましたが、それがデメリットとして働くと「段差があっても落下する」ということが起こります。障害物との衝突を回避する赤外線センサーや落下防止機能はもちろんついているのですが、落下防止機能は今ひとつ。
例えば、うちには土間があるのですがそこへ続くサッシに引っかかりそのまま落下ということがありました。
なので、掃除してほしくない部屋などは10センチ以上の高さのある障害物を設置しないと簡単に乗り越えて侵入してしまいます。
自動でドックに戻らない
電池切れになる前にロボット掃除機は自動でドックに戻るのですが、『Anker Eufy RoboVac 11S』は戻りません。掃除を始めたら電池がなくなるまで動き続けます。
うっかりソファーの下などで電池が切れた場合、『Anker Eufy RoboVac 11S』を探しに行くという手間がかかります。
結論として、おバカな子だけどそれが可愛い
ロボット掃除機の性能としては、10,000円以下で購入できる時には買い!ですが、20,000円以下の価格では少し頼りない印象があります。
しかし、『Anker Eufy RoboVac 11S』の開発は先にあげたように「Ankerグループ」が行っています。
その中核をなす「Anker」は米Google出身の数名の若者達によって2011年に創設され、最新テクノロジーを採用しながら、納得の価格と安心のサービスで高品質のスマートデバイス周辺機器を提案し、世界のEC市場で成長を続けている会社。
「Eufy RoboVac 30C」や「Eufy RoboVac L70 Hybrid」といった新機種も発売されているので、進化するEufyに期待したいと思います。