【一軒家をシェアハウス】一軒家をシェアハウスにしたいと思った時に読んでほしい

こんにちは。
7人家族でステップファミリー、シェアハウスを運営中。
どこんじょう村を作りたい! どこんじょう母さん(@soratobunezumin)です。

現在、2件のシェアハウスを運営していて、1件目には家族とともに住んでいます。
住み開きに近い形ですね。

子育てしながらシェアハウスに住むというのはかなり珍しいことのようで、よく「どうやって生活しているの?」と聞かれるのですが、今回は一軒家をシェアハウスにしたいと考えている方々に向けて、シェアハウス経営についての基本的な情報やポイントをご紹介します。

目次

一軒家をシェアハウスにする方法

シェアハウスは少し前まではキラキラした若者向けという印象がありましたが、今では「すぐに住まいが必要な人でも入居のハードルが低い賃貸物件」という位置づけになっています。
実際、うちに相談に来る方も20代ばかりでなく50代の方も多いです。

国土交通省のHPでもシェアハウスについての記述があるように、空き家対策を兼ねた住まいの拡大は国を上げて行われています。

シェアハウスガイドブック

空き家をシェアハウスにリフォームする

大家の目線からしても、シェアハウスはアパートやマンション投資などよりハードルが低く、一軒家を活用することで空室リスクを減らして収益性を高めることが可能です。

一軒家をシェアハウスにする際には、物件選定や管理方法、空き家をリフォームする方法や契約方法など、不動産の知識が必要なこともありますが、初心者からでも経験を積めば無理なくできます。

実際に、残置物がある状態で3年くらい空き家になっていたところを、どのくらいで人が住めるようにできるのかチャレンジしてみたのですが、1週間もあれば普通に暮らせるようになります。

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状態が良ければほとんど内装も手入れせずにすみます。
これは物件の状態によるので、良いお家に巡り会えたらラッキー!

簡単なリフォームであれば自力でもなんとかできます。

一軒家のシェアハウス運営

シェアハウスは、複数の家族(単身世帯を含む)が一緒に生活をします。
そもそも家族が「共同生活者」なわけで、一緒に生活するからには協力し合いましょうというスタンスでいます。

シェアハウス運営の基本

「共同生活者」に血縁者以外が加わっただけ。

そういう目線で見ると、シェアハウスで一番大事なのは入居者とのコミュニケーションかもしれません。
同じ家に住んでいても生活リズムが違うと顔を合わせないこともあり、ご飯を一緒に食べたり季節のイベントを楽しんだりと、家族の交流を拡大して居住者同士の親睦を深めることで共同生活が円滑に進みます。

シェアハウスでの生活スタイルは、一般的な賃貸物件とは異なります。
その一番の特徴は、個室以外は入居者と共有すること。

一軒家の特性上、個室同士の壁も薄いのでプライバシーはある程度犠牲になるかもしれませんが、シェアハウスの特徴でもある共有スペースを活用することで新しい出会いや交流を楽しむことができます。

また、シェアハウスでは共同生活を円滑に進めるためのルールやマナーが必要です。
掃除やゴミの分別、騒音に気をつける、門限があるなど、住民同士が協力して快適な生活環境を作り出します。

その軸となるのが、”コミュニケーション”
トラブルが起きた際には円満な解決方法を模索しましょう。

シェアハウスの収益化戦略

シェアハウスを収益化するためには、適切な家賃設定や空室率の管理が欠かせません。

具体的には、周辺の家賃相場や設備の充実度などを考慮して価格設定します。
また、ポータルサイトへの登録や広告宣伝、SNS活用など、集客についても行います。

どこんじょう母さん

特に資格はいらないけど
「不動産」
「マーケティング」
の知識はあるとスムーズ!

一軒家をシェアハウスにするには、ある程度のリフォームも必要です。
なるべく低予算で行うには、物件をリサーチする時にこちらのチェックポイントを参考にしましょう。

  1. 水回り(お風呂、トイレ、キッチン)が綺麗
  2. 和室より洋室が多い
  3. 駐車場が数台確保できる
  4. スーパーが徒歩圏内
  5. 駅まで徒歩圏内or交通の便がいい

水回り(お風呂、トイレ、キッチン)が綺麗

空き家は2,3年もすると水回りの劣化が進みます。
冬の時期の凍結や水漏れ、サビなどで、いざ住もうと思ったら修理が必要だった・・・ということも。

給湯器などは修理費用が10万円を超えてきますし、トイレを和式から洋式に変えたりと古い空き家の場合は水回りだけで100万円近くリフォーム代がかかったというケースも多いです。

和室より洋室が多い

古い住宅の場合は、和室にふすまだったり完全個室が不可能だったりとシェアハウスに向かない物件もあります。
和室から洋室へ変更したり、建具を付け替えたりする必要があります。

フローリング

その点、洋室が多ければリフォームも少なくてすみます。

駐車場が数台確保できる

車は一家に一台と言われるように、複数の世帯が住む場合はそれぞれが車を所有しているので「駐車場が足りない!」ということも。
一軒家では敷地内に駐車できるスペースが限られてしまうので、近くにコインパーキングや月極駐車場があるかもチェックしておきましょう。

スーパーが徒歩圏内

いくら安くても、住むのに不便なところは頑張って集客しないと入居者が集まりにくいので「自分が住んでも生活が便利か」を想像しながらリサーチするといいですね。

スーパーやコンビニ、病院など生活に必要な施設が近くにあるかもポイントです。

駅まで徒歩圏内or交通の便がいい

先に「マーケティング」の知識があればと書きましたが、好物件の場合、広告をかけずに勝手に集客できてしまうので立地や状態はかなり重要です。

まとめ

このように、一軒家のシェアハウス経営は独自の運営方法や収益化戦略が求められます。
居住者とのコミュニケーションや共同生活のルール設定など、運営には工夫が必要となるので、不動産屋へ相談したり、同じようにシェアハウスを運営している人を参考にしたりしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化。デジタル支援やITコンサルティングを通じ、個人事業主や小規模事業者を支援。肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」を運営、保護猫活動や居住支援法人として地域社会に貢献します。ジョブコーチ/両立支援コーディネーター

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