保証人がいなくても賃貸は借りられる|家賃保証会社の使い方・費用・審査のポイント

「賃貸を借りたいけど、保証人がいない…」
「親に頼れない…」
「友人に頼むのは気が引ける…」

そんな悩みを抱えていませんか?

保証人がいないから、賃貸は借りられない。

そう思っていませんか?

実は、今は保証人がいなくても賃貸を借りられます。
その方法が、家賃保証会社です。

この記事では、家賃保証会社の仕組みや使い方、費用、審査のポイントまで、わかりやすく解説します。

目次

保証人がいなくて困っていませんか?

まず、あなたの状況を確認してみましょう。
以下のような悩みはありませんか?

1.保証人が見つからない
  • 親に頼れない(疎遠、高齢、他界など)
  • きょうだいがいない、頼れない
  • 友人に頼みにくい
  • 誰に頼めばいいかわからない
2.保証人を頼むことへの不安
  • 迷惑をかけたくない
  • 関係性が壊れるのが怖い
  • 万が一払えなくなったら…

賃貸が借りられない。住む場所が見つからない。諦めている。

でも、大丈夫です。
保証人がいなくても、賃貸を借りる方法があります。

今は保証会社が主流

実は、今の賃貸市場では、保証会社を使うのが主流です。

昔は、賃貸物件を借りるには親や親族に頼み、保証人になってもらうのが主流でした。
しかし、今は保証人だけの契約は減り、保証人不要で保証会社を使うのが主流となっています。

理由として、

  • 核家族化で保証人が見つからない人が増えた
  • 大家さんも、保証会社の方が安心
  • 万が一の時、保証会社が立て替えてくれる

つまり、保証人がいないことは、もはや「特別なこと」ではありません。
多くの人が、保証会社を使って賃貸を借りています。

不動産会社が提案してくれる

賃貸を探すとき、不動産会社に「保証人がいません」と伝えれば、保証会社を提案してくれます。

STEP
物件を探す
STEP
「保証人がいません」と伝える
STEP
不動産会社が保証会社を提案
STEP
保証会社の審査を受ける
STEP
審査通過→契約

つまり、あなたが自分で保証会社を探す必要はありません。
不動産会社が対応してくれます。

家賃債務保証業者登録制度の周知リーフレットより抜粋

家賃保証会社とは

では、家賃保証会社とは何でしょうか。

保証人の代わりになる会社

家賃保証会社とは、保証人の代わりに、あなたの家賃支払いを保証してくれる会社です。

① あなたが保証会社と契約
  • 保証料を払う
  • 保証会社があなたの保証人になる
② 万が一、家賃が払えなくなったら
  • 保証会社が大家さんに家賃を立て替える
  • あなたは後で保証会社に返済
③ 大家さんは安心
  • 家賃が入ってこないリスクがない
  • だから保証会社OKの物件が多い

つまり、

  • あなた:保証人を探さなくていい
  • 大家さん:家賃の保証がある
  • みんな安心!

保証人を頼むより現実的

家賃債務保証の最大のメリットの一つは、連帯保証人を設定しなくても賃貸契約が可能になることです。

保証人を頼む場合
  • 頼める人を探す必要がある
  • 迷惑をかける
  • 関係性が壊れるリスク
  • 万が一の時、保証人が払う
保証会社を使う場合
  • お金はかかるけど、誰にも迷惑をかけない
  • 関係性を壊さない
  • 今は標準的な方法

多くの人が、保証会社を選んでいます。

誰が使えるのか

家賃保証会社は、誰が使えるのでしょうか。

こんな人が使っています

使っている人

家賃保証会社は、保証人がいない人なら、基本的に誰でも使えます。

  • 保証人がいない人親に頼れない人(疎遠、高齢、他界)
  • 一人暮らしを始める人(学生、新社会人)
  • 転職・離職した人
  • 高齢者障害者
  • ひとり親
  • 外国人
  • フリーランス・自営業

つまり、様々な人が使っています。
もちろん、あなたも使えます。

生活保護受給者の方

生活保護受給者の場合、保証会社の審査に独自の問題があります。

審査について

家賃保証会社を使う場合、審査があります。

保証人を頼む場合
  • 保証人が見つかるかどうか(運)
  • 保証人に頼む精神的ハードル(高い)
  • 保証人の審査(厳しい場合も)
保証会社を使う場合
  • 審査はあるけど、保証人を探すより現実的
  • 複数の保証会社を試せる

つまり、審査はあるけど、保証人を探すよりハードルは低いです。

何を見られるか

保証会社の審査では、以下のような点を見られます。

収入
  • 安定した収入があるか
  • 家賃を払える収入か
  • 目安:家賃が月収の1/3以下
勤務先・勤続年数
  • 勤務先はどこか
  • 勤続年数はどれくらいか
  • 安定した仕事か
過去の家賃滞納歴
  • 過去に家賃を滞納したことがあるか
  • 保証会社のデータベースで確認される
信用情報(保証会社による)
  • クレジットカードの滞納
  • ローンの滞納 ※信販系保証会社の場合

つまり、「家賃を払える人か」を見られます。

過去に滞納があっても相談できる場合も

過去に滞納がある場合でも、すべての保証会社がNGとは限りません。

保証会社の種類
  • 信販系: クレジットカード会社系、審査厳しい
  • LICC系: 全国賃貸保証業協会加盟、中程度
  • 独立系: 独自審査、比較的柔軟

過去に滞納があっても、独立系など柔軟な保証会社もあります。
不動産会社や居住支援法人に相談してみてください。

複数の保証会社がある

保証会社は、日本全国に多数あります。
国土交通省に登録されている家賃債務保証業者は、令和6年12月1日時点で90社以上
全国賃貸保証業協会(LICC)加盟は約30社。

登録家賃債務保証業者一覧

つまり、1社で断られても、他の会社を試せます。
諦めないでください。

費用はどれくらい?

家賃保証会社を使う場合、費用はどれくらいかかるのでしょうか。

初期費用

初回保証料: 契約時に、保証会社に支払う費用です。
相場は、家賃の50〜100%。※保証会社によって異なります。

例)家賃5万円の場合:初回保証料は2.5万円〜5万円

支払い時期: 契約時(初期費用と一緒)

更新料

年間更新料: 1年ごと、または2年ごとに支払う費用です。

相場は、年1万円〜 または、家賃の10〜20%。※保証会社によって異なります。

例)家賃5万円の場合:更新料は1万円〜(または5千円〜1万円)

支払い時期: 1年後、2年後など

保証人より安い?高い?

保証人を頼む場合
  • 費用:無料
  • でも:頼みにくい、迷惑をかける、関係性が壊れるリスク
保証会社を使う場合
  • 費用:初回5万円前後、更新1万円/年
  • でも:誰にも迷惑をかけない、関係性を壊さない

多くの人にとって、お金はかかるけど保証会社の方が現実的。
そして、今は標準的な方法です。

使い方:実際の流れ

では、実際に家賃保証会社を使って賃貸を借りる流れを説明します。

STEP
物件探し

まず、住みたい物件を探します。

探し方
  • 不動産会社に行く
  • インターネットで検索
  • 住みたいエリア、家賃、条件を伝える

このとき、「保証人がいません」と伝えましょう。
不動産会社が、保証会社OKの物件を紹介してくれます。

インターネットの情報でも「保証人必須」「保証人可」などの表記がある物件が探せます。

STEP
不動産会社に「保証人がいません」と伝える

物件が見つかったら、不動産会社に伝えます。

保証会社を使うのは、今では普通のことです。
不動産会社も慣れています。

STEP
保証会社を提案される

不動産会社が、提携している保証会社を提案してくれます。

提案される内容
  • 保証会社の名前
  • 初回保証料
  • 更新料
  • 審査にかかる日数
複数提案される場合
  • 費用を比較
  • 審査の厳しさを確認
  • 不動産会社に相談

不動産会社のアドバイスを聞きながら選びましょう。

STEP
審査(必要書類提出)

保証会社が決まったら、審査を受けます。

必要書類
  • 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • 緊急連絡先(親族以外の知人や友人など)
  • 収入証明(源泉徴収票、給与明細、確定申告書など)
  • 在職証明書(場合による)
  • その他(保証会社による)
審査期間
  • 通常:2〜3日
  • 早い場合:即日
  • 遅い場合:1週間程度

審査を通過した場合には契約へ、不通過の場合は別の保証会社を試します。

STEP
審査通過→契約

審査に通過したら、契約です。

契約の流れ
  1. 保証会社と契約(保証委託契約)
  2. 初回保証料の支払い賃貸契約(大家さんと契約)
  3. 初期費用の支払い(敷金、礼金、初月家賃など)
  4. 鍵の受け取り
  5. 入居

審査に通りやすくするコツ

審査に通りやすくするためのコツを紹介します。

収入が安定していることを示す
収入証明をしっかり準備
  • 源泉徴収票
  • 給与明細(直近3ヶ月分)
  • 確定申告書(自営業の場合)
勤続年数が長いとプラス
  • 同じ会社に長く勤めている
  • 安定した仕事

目安: 家賃が月収の1/3以下だと安心。

過去の滞納を正直に伝える

過去に滞納がある場合は、隠さずに、不動産会社に正直に伝えましょう。

  • 審査で必ずバレる
  • 隠すと印象が悪い
  • 正直に伝えれば、対応してくれる保証会社を提案してもらえる
複数の保証会社を試す

保証会社は複数あります。
審査基準も異なります。

居住支援法人に相談

審査が不安な場合、居住支援法人に相談してみてください。

  • 住宅確保要配慮者の支援
  • 保証会社の紹介
  • 審査のサポート
  • 居住支援法人自身が家賃債務保証を行う場合も

よくある質問

家賃保証会社について、よくある質問にお答えします。

更新料は毎年必要?

保証会社によって異なります。

パターン
  • 毎年: 年1万円程度
  • 2年ごと: 賃貸契約の更新と同じタイミング
  • 1回のみ: 初回のみで更新料不要(稀)

契約前に確認しましょう。

保証人と保証会社、両方必要?

基本的に、どちらか一方です。

パターン
  • 保証会社のみ: これが主流
  • 保証人のみ: 今は少ない
  • 保証会社+緊急連絡先: よくあるパターン

緊急連絡先: 保証会社を使う場合でも、緊急連絡先(親、兄弟、友人など)を求められることがあります。これは保証人ではなく、連絡が取れなくなった時の連絡先です。

保証会社は自分で選べる?

基本的に、不動産会社が提携している保証会社から選びます。

  • 不動産会社(または大家さん)が、特定の保証会社と提携している
  • その保証会社を使うのが条件

でも、複数の保証会社と提携している場合、選べることもあります。
不動産会社に相談してみてください。

審査に落ちたらどうする?

別の保証会社を試す、または別の物件を探す

  • 別の保証会社を試す: 不動産会社に相談
  • 別の物件を探す: 別の保証会社が使える物件
  • 居住支援法人に相談: 柔軟な対応をしてくれる

諦めないでください。 保証会社は複数あり、審査基準も異なります。

複数の保証会社を同時に試せる?

基本的に、1社ずつです
審査には時間がかかり、同時に複数申し込むと混乱するからです。

  • まず1社目を試す
  • 断られたら2社目
  • それでもダメなら3社目

ただし、不動産会社によっては同時に複数申し込める場合もあります。

費用が払えない場合は?

初回保証料が払えない場合、厳しいです。

初回保証料は、契約時に必要です。
これが払えないと、契約できません。

初回費用を抑えた物件を探す(礼金なし、敷金なしなど)など、他の方法を検討してみましょう。

途中で保証会社を変えられる?

基本的に、変えられません。

保証会社は、大家さんと契約しているため変更できません。

無職でも使える?

難しいですが、可能性はあります。

保証会社の審査では、「家賃を払える収入があるか」を見られます。
無職の場合、収入がないため、審査が厳しくなります。

可能性がある場合
  • 貯金が十分にある
  • 年金や手当などの収入がある
  • 家族の援助がある
  • 内定が出ている(就職前)
生活保護の場合は?

生活保護受給者の場合、保証会社の審査に独自の問題があります。

まとめ:保証人がいなくても、諦めないで

保証人がいなくて、賃貸が借りられないと諦めていませんか?

大丈夫です。
保証人がいなくても、賃貸を借りる方法があります。

保証人がいなくて困っている人は、たくさんいます。
でも、今は保証会社という選択肢があります。

まずは、不動産会社に相談してみてください。

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