【一軒家をシェアハウス】空き家をセルフリノベーション

こんにちは。

7人家族でシェアハウスを運営中。ステップファミリーの新しい暮らし方を公開しています。
リーブバンク運営者(@soratobunezumin)です。

空き家を持て余しているというお悩みをいただき、譲り受けて自分たちでリフォームし、シェアハウスにすることになりました。
どうしても無理なところ以外は私と夫(いつもありがとう)そして最初の入居者さんにもご協力いただき、1週間で見違えるほどさっぱりしました!

空き家の再生というと「専門的な知識が必要なのか」「DIYやったことないんだけど」と思われがちですが、空き家の状態によっては最短1週間で住まいとして機能できるようになります。

今回は3年ほど空き家だったところを手入れし、鍵を手に入れてから1週間でどこまでやったのか、費用はどのくらいかかったのかをレポートしたいと思います。

目次

①ライフラインを繋げよう

まず、人が住むには最低限必要なものがあります。
それは、ライフライン!!

3年ほど空き家だったこのお家。

当然全てのライフラインが止まっていたのですが、停止しているだけだったので、それぞれ電話をかけて即繋いでもらいました。

水道は市役所、電気は東京電力、ガスは東京ガスで住所を伝えて再開の連絡を。最短で、というとそのように図ってくれます。

ただ、ガスだけは台所と給湯もあるので後日立ち会いとなったのですが、これが完了するまで約1ヶ月ちょっとかかってしまいました。

というのも、いざ、ガス漏れなどのチェックと点検してもらったらなんと給湯器が凍結による水漏れをしているとのこと。
外にある給湯器につながる水道の管も劣化していて、なおかつ給湯器からも水漏れがあり部品を調達したり、その間に梅雨に入ってしまって雨によって作業が遅れたり(雨だと吹き込んでしまって作業できない)と、時間もかかったし、修理代もまあまあかかりました・・・

どこんじょう母さん

トータル7万くらいの修理費用!

DIYでのリフォームは建物の状態にもよりますが、給湯器などは水回りで10万・電気系統で3万円くらいなのだそうです。
今回は電気系統が無事だったので、10万円以下で済みました。

②部屋の掃除をしよう

ガスの工事と並行して、残地物があったので各部屋の掃除を行いました。

一軒家丸々の掃除でしたが、前の家主さんがとても綺麗に使っていたと見えて思った程のゴミは出ませんでした。
一番狭い1部屋に不用品を一旦まとめたのですが、その程度で済んだので業者さんには頼みませんでした。

その代わり、多用したのが「ジモティ」です(笑

割と綺麗な家具や生活雑貨などは無料で出品すると結構な確率で「欲しいです!」という方がいて持っていってくれるのでとても助かりました。
これも、前の家主さんが綺麗に生活していたおかげですね。

その他はほとんどが燃えるゴミだったのですが、それでも袋にして20袋くらいで収まりました。

大型家具の解体

昭和のお家だったので、家具もまぁ立派な作りのものでした。

特に苦戦したのが、食器棚です。

シェアハウスでは最大4人住む予定でいますが、こんなに大きい食器棚は不要です。
それに、かなり大きかったのでキッチンのスペースを占領し、他の家電が置けないという悩みがありました。

大きくて重くて、とても1人では動かせません。
しかし、調べたら「大きくてもネジか接着剤かでくっついているだけで解体できる」との情報があり、早速実行!

結局ネジで止まっていただけで、扉や引き出しなど外せるところを全て外したらずいぶん軽くなりました。
女性1人でも運べるくらいになったので、一旦ゴミ置き場へ移動。

キッチンもすっきりし、他の部屋にあった一回り小さい食器棚を移動して食器を移し替えました。

コンパクトにまとまりましたね。

ちなみに室内の掃除で活躍したのがこちらの道具たち。
大掃除の時にも使えるので揃えておくととっても便利です。

様々な業者さんに見積もりを頼んだのですが、やはり一軒家まるごととなると20万くらいはかかると言われてしまいます。

トラックコミコミで2万円といわれたり、1部屋で10万かかると言われたり、処分費用はピンキリでした。
鉄やアルミエアコンなどリサイクルや買い取りできるものがあればついでに他のも無料で処分しますよ、というところもありましたね。

結局、自力で処分場まで運んだのですが、粗大ごみをゴミ収集所に運んだのは2回。フリードに詰め込んで合計1500円でした。

さすがフリード。頼れるやつ。

③庭の草刈りをしよう

一軒家あるあるで、こちらのお家も小さいながら庭があり草だらけという状態でした。


勢力を増したミント、ドクダミ、あとその他はしぶとい雑草という感じでしたので、鎌と芝刈り機で刈りまくり。

途中で蜂がいる!!と大騒ぎしたのですが、どうやらドロバチという種類らしくて危険性はないと判断。

ドロバチはおとなしく、危険性の低いハチです。ドロバチは単独で行動します。スズメバチのように集団で行動はしません。また、巣に近づくと攻撃する、ということもありません。害はほとんどないので、放っておいても大丈夫です。ただし、こちらから危害を加えようとすると、当然ですが攻撃してきます。

引用元:みんなのハチ駆除屋さん

しかも、幼虫が羽化して巣を離れたらいなくなるらしいのでそのままにしておきました。
※後日、巣の半分が割れていて完全に空き家になってました(笑

あと、今回はインターフォンがちゃんと起動しましたが、古くて壊れているというときはモニター付きに切り替えるのもありかもしれません。
取り付けも簡単です。

完:人が住めるようになりました

と、1週間で作業してのビフォーアフターがこちら。

こうして見ると、よく1週間でここまで整えたな、という達成感がありますね。

かかった費用

  • 給湯器の修理費用70,000円
  • 粗大ゴミ処分費用15,000円
  • ガスの開栓預り金10,000円

以上が、1週間で人が住めるようになるまでにかかった費用です。

人間やればできる。

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この記事を書いた人

茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化。デジタル支援やITコンサルティングを通じ、個人事業主や小規模事業者を支援。肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」を運営、保護猫活動や居住支援法人として地域社会に貢献します。ジョブコーチ/両立支援コーディネーター

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