「住まいを探しているけど、保証人がいない」
「収入が少なくて、審査に通らない」
「高齢だから、断られる」
「障害があって、断られる」
「生活保護を受けているから、断られる」
そんな悩みを抱えていませんか?
大丈夫です。
居住支援法人があなたの住まい探しをサポートします。
この記事では、居住支援法人について、わかりやすく解説します。
居住支援法人とは
居住支援法人について、説明します。
- 物件探し
- 大家さんとの交渉
- 家賃債務保証
- 入居手続き
- 入居後の見守り
- 生活支援
費用は無料です。
居住支援法人は、住まいを見つけるのが難しい人を、無料でサポートしていきます。
住宅セーフティネット法に基づく
居住支援法人は、住宅セーフティネット法に基づいて、都道府県が指定します。
住宅確保要配慮者居住支援法人の概要
引用元:国土交通省「住宅確保要配慮者支援法人について)
住宅確保要配慮者居住支援法人とは、住宅確保要配慮者(低額所得者、被災者、高齢者、障害者、子供を養育する者、その他住宅の確保に特に配慮を要する者)の民間賃貸住宅への円滑な入居の促進を図るため、住宅確保要配慮者に対し家賃債務保証の提供、賃貸住宅への入居に係る住宅情報の提供・相談、見守りなどの生活支援等を実施する法人として都道府県が指定するものです。
(住宅セーフティネット法第40条)。

つまり、国の制度に基づき、都道府県が指定する信頼できる法人です。
制度の背景
なぜ、居住支援法人ができたのでしょうか。
- ① 住まいを見つけるのが難しい人が増えている
-
- 高齢者
- 障害者
- ひとり親家庭
- 生活保護受給者
- 外国人 など
- ② 公営住宅が足りない
-
- 公営住宅の大幅な増加は困難
- ③ 空き家が増えている
-
- 2013年の総務省調査は全国の空き家約820万戸
- 2033年頃には約2,150万戸になると予想
つまり、住まいを見つけるのが難しい人が増えているのに、公営住宅は足りない。
でも、空き家は増えている。
だから、空き家を活用して、住まいを見つけるのが難しい人をサポートする。
それが、居住支援法人の役割です。
誰が使えるのか
居住支援法人は、誰が使えるのでしょうか。
- ① 法律で定められている人
-
- 低所得者
- 被災者(発災から3年以内)
- 高齢者
- 障害者
- 子ども(高校生相当以下)を養育している者
- ② 省令で定められている人
-
- 外国人
- 中国残留邦人等
- 児童虐待を受けた者
- ハンセン病療養所入所者等
- DV(ドメスティック・バイオレンス)被害者
- 拉致被害者
- 犯罪被害者
- 生活困窮者及び矯正施設退所者
- ③ 自治体が定めている人
-
- 海外からの引揚者
- 新婚世帯
- 原子爆弾被爆者
- 戦傷病者
- 児童養護施設退所者
- LGBT
- UIJターンによる転入者 など
つまり、住まいを見つけるのが難しい人は、ほぼすべて対象です。
どんなサポートが受けられるか
居住支援法人では、どんなサポートが受けられるのでしょうか。
- ① 物件探し
-
物件探しのサポート
あなたの希望を聞く:
- どんな場所に住みたいか
- 家賃はいくらまで出せるか
- どんな間取りがいいか
- 駅やバス停からの距離など
物件を探す
- 不動産会社と連携
- 住宅確保要配慮者向けの物件(セーフティネット登録住宅)
- 空き家の活用など
物件を紹介
- あなたに合った物件を紹介
- 複数の選択肢を提示
内覧に同行
- 一緒に物件を見に行く
- 気になることを確認
つまり、一人で不動産屋さんに行くのが不安でも、大丈夫。
居住支援法人が、一緒に物件を探してくれます。 - ② 大家さんとの交渉
-
住まいを見つけるのが難しい理由を説明
- 生活保護を受けている
- 高齢である
- 障害があるなど
大家さんの不安を解消
- 家賃は確実に払える(生活保護の住宅扶助、住居確保給付金など)
- 入居後も見守りをする
- トラブルがあれば、居住支援法人が対応する
大家さんを説得
- 「この方なら、大丈夫です」
- 「居住支援法人がサポートします」
つまり、一人で大家さんに交渉するのは難しい。
でも、居住支援法人が間に入って、交渉してくれます。
- ③ 家賃債務保証
-
つまり、保証人がいなくても、大丈夫。
居住支援法人が、家賃債務保証を提供してくれます。※家賃債務保証の登録がある法人のみ - ④ 入居手続きのサポート
-
賃貸借契約の締結
- 契約書の内容を確認
- わからないことを説明
- 一緒に契約
初期費用の準備
- 敷金、礼金、仲介手数料など
- 生活保護の一時扶助、引っ越し費用の支給を申請
引っ越しのサポート
- 引っ越し業者の手配
- 荷物の運搬
ライフラインの手続き
- 電気、ガス、水道の開栓
- インターネットの契約など
入居手続きは複雑。
でも、居住支援法人が一緒にやってくれます。 - ⑤ 入居後の見守り
-
定期的な訪問
- 月1回、または必要に応じて訪問
- 生活状況を確認
- 困っていることはないか
緊急時の対応
- トラブルがあれば、すぐに対応
- 大家さんとの仲介
孤立の防止
- 地域とのつながりを作る
- 孤独にならないように
入居したら終わり、ではありません。
入居後も、居住支援法人が見守ってくれます。あわせて読みたい
シェルター退所後の支援はどうなる?地域居住支援事業から居住サポート住宅制度へ シェルター退所後の支援、地域居住支援事業は実態不明。2025年10月から居住サポート住宅制度で居住支援法人が入居後支援を強化。相談窓口と制度の変遷を解説します。 - ⑥ 生活支援
-
生活相談
- 生活のこと
- お金のこと
- 人間関係のこと
- 何でも相談
福祉サービスとの連携
- ケースワーカー(生活保護)
- 介護サービス(高齢者)
- 障害福祉サービス(障害者)
- 自立相談支援機関(生活困窮者)など、必要なサービスに繋ぐ
就労支援
- 仕事を探している
- ハローワークに同行
- 就労準備支援
家計管理の支援
- お金の使い方
- 家計簿のつけ方
- 滞納の解消
つまり、住まいだけでなく、生活全般をサポートします。
あなたが自立できるまで、一緒に歩みます。
無料で使える
居住支援法人のサポートは、無料です。
- 物件探し:無料
- 大家さんとの交渉:無料
- 家賃債務保証:無料(または低額)
- 入居手続き:無料
- 入居後の見守り:無料
- 生活支援:無料
後から料金を請求されることはありません。
安心して、ご相談ください。
どこに相談すればいいか
居住支援法人は、どこに相談すればいいのでしょうか。
居住支援法人は全国で687(2023年4月時点)、茨城県指定居住支援法人は10法人(2024年3月現在)となっています。
指定された法人の情報や運営状況、事業内容なども都道府県ごとに異なる場合があります。
よくある質問
居住支援法人について、よくある質問にお答えします。
- 本当に無料ですか?
-
はい、無料です。
物件探し、大家さんとの交渉、入居手続き、入居後の見守り、生活支援、すべて無料です。
家賃債務保証については、居住支援法人によっては料金がかかる場合がありますが、一般の保証会社より安い場合が多いです。
- 生活保護を受けていても使えますか?
-
はい、使えます。
むしろ、生活保護受給者は住まいを見つけるのが難しいため、居住支援法人のサポートが必要です。
生活保護の住宅扶助の範囲内で、物件を探します。
あわせて読みたい
生活保護制度とは?8つの扶助・申請サポート・相談者への案内方法 支援者向け:生活保護制度の全体像。8つの扶助、最低生活費の仕組み、申請の流れ。相談者への案内方法、ケースワーカーとの連携。最後のセーフティネットとして理解を。 - 高齢者でも使えますか?
-
はい、使えます。
高齢者は、住宅確保要配慮者の対象です。
「孤独死のリスク」「火災のリスク」「家賃支払いのリスク」などの理由で、大家さんから断られることが多いですが、居住支援法人が間に入って交渉します。
- 障害があっても使えますか?
-
はい、使えます。
障害者も、住宅確保要配慮者の対象です。
身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、すべて対象です。
- 外国人でも使えますか?
-
はい、使えます。
外国人も、住宅確保要配慮者の対象です。
言葉の壁、文化の違いなどで住まいを見つけるのが難しい場合、居住支援法人がサポートします。
- DV被害で逃げてきた場合も使えますか?
-
はい、使えます。
DV被害者も、住宅確保要配慮者の対象です。
緊急で住まいが必要な場合、居住支援法人が迅速に対応します。
- どんな物件を紹介してもらえますか?
-
あなたの希望に合った物件を探します。
- 家賃の予算
- 場所
- 間取り
- 駅やバス停からの距離
- バリアフリー対応など
あなたの希望を聞いて、できる限り希望に合った物件を探します。
- 保証人がいなくても大丈夫ですか?
-
はい、大丈夫です。
居住支援法人が、家賃債務保証を提供します。
保証人がいなくても、物件を借りられます。
- 入居後も見守ってくれますか?
-
はい、見守ります。
入居したら終わり、ではありません。
定期的に訪問し、生活状況を確認します。困ったことがあれば、すぐに対応します。
- 相談したら、必ず住まいが見つかりますか?
-
できる限り努力しますが、保証はできません。
物件の空き状況、大家さんの判断など、様々な要因があります。
でも、居住支援法人は、あなたが住まいを見つけられるよう、最大限努力します。
諦めずに、まずは相談してください。
まとめ:一人で悩まないで
住まいを見つけるのが難しい。
保証人がいない。
収入が少ない。
高齢だから、障害があるから、生活保護を受けているから、断られる。
そんな悩みを、一人で抱え込まないでください。
住まいは、生活の基盤です。
居住支援法人が、あなたの住まい探しをサポートします。
一緒に、あなたに合った住まいを見つけましょう。
茨城の生活困窮者自立支援
住むところの相談や生活の安定に向けた支援を行っています。
必要なヒト・モノ・コトがあれば、人生のバックヤードにご相談下さい。
soratobunezumi合同会社は、茨城県居住支援法人第8号です。


